日曜大工 – DIY https://blog.mi1.jp 自作でいってみよう Mon, 08 Jan 2024 03:22:11 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.2 https://blog.mi1.jp/wp-content/uploads/2019/10/cropped-neji6_nut2-32x32.png 日曜大工 – DIY https://blog.mi1.jp 32 32 かんたんなリングスリーブや絶縁皮膜付閉端子の代用品 https://blog.mi1.jp/%e3%81%8b%e3%82%93%e3%81%9f%e3%82%93%e3%81%aa%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%96%e3%82%84%e7%b5%b6%e7%b8%81%e7%9a%ae%e8%86%9c%e4%bb%98%e9%96%89%e7%ab%af%e5%ad%90%e3%81%ae/ Sat, 06 Jan 2024 03:42:21 +0000 https://blog.mi1.jp/?p=563 電気工事で圧着スリーブや絶縁皮膜付閉端子の代わりになる簡易なコネクタが北米やヨーロッパで昔から使用されています。

そのコネクタの紹介記事です。

ツイストオンワイヤコネクタ

ツイストオンワイヤコネクタ

絶縁体のカバーの中にはスプリングが入っています。

使い方は被覆を剥いた複数のワイヤーを差し込んで、コネクタをぐるぐるねじ込むだけです。圧着不要でこれでがっしり固定されます。

日本では「スプリングワイヤコネクタ」や「ねじ込みコネクタ」という名称で売られています。

より線、単線のどちらにも対応しています。圧着不要で簡単に使えるので一度使ってみてはいかがでしょうか。

参考:Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Twist-on_wire_connector

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浴室乾燥機(DBD-28KSA)を修理した話 https://blog.mi1.jp/%e6%b5%b4%e5%ae%a4%e4%b9%be%e7%87%a5%e6%a9%9fdbd-28ksa%e3%82%92%e4%bf%ae%e7%90%86%e3%81%97%e3%81%9f%e8%a9%b1/ Sat, 06 May 2023 03:02:39 +0000 https://mantainc.co.jp/?p=511 新築から20年くらい経って、浴室乾燥機のリモコンのボタンを押しても反応しなくなってしまいました。症状のはじめの頃は、リモコンが無反応になっても1~数日経つといつの間にか復帰していることが何度もありました。

給湯器を新品に交換してからも症状は変わらなかったため、給湯器との関連性はないと判断。そして、ついにリモコンが反応しなくなってから数日経っても復帰しない状態になってしまいました。

浴室乾燥機リモコン
リモコンの写真(復旧後に撮影)

浴室乾燥機はあまり使用していなかったのですが、たまに衣類の乾燥に使えるのが便利でした。また、浴室の換気はリモコンが使えないとトイレの換気扇スイッチを入れておかなければならないため、使えないのは不便となっていました。浴室乾燥機自体は、さほど使っていないのに新たに出費して入れ替えるのはもったいないと思い、ダメ元で修理を試みました。というのも、20年もしたら経年劣化する部品に心当たりがあったからです。

機種情報:三洋電機(SANYO)DBD-28KSA

三洋電機はだいぶ前につぶれて、現在はパナソニックの子会社となっています。充電電池で有名なeneloopも元は三洋電機の製品でしたが、現在はパナソニックから出ています。浴室乾燥機のこの機種に関する情報がないか調べたのですが、20年も経っているため情報は皆無という状況でした。そのため、手探りで修理を試みることになりました。

劣化する部品

20年もすると経年劣化する部品に心当たりがありました。その部品は「電解コンデンサ」です。電解コンデンサの内部には電解液が入っており、10~15年くらいすると電解液が蒸発してしまって機能しなくなります。家電の寿命が10年くらいと言われているのもこの電解コンデンサの寿命が影響していることが多いと思われます。

電解コンデンサについては次の動画がとても参考になります。

イチケン/電解コンデンサ

リモコンを分解

リモコンの分解は簡単でした。下部のネジ1本を外すと壁からリモコンを外せます。リモコンのガワに留まっているネジを5本ほど外し、付いているケーブルを外すことでリモコンの基板を取り出せます。

リモコン基板
リモコン基板

電解コンデンサは円筒型の黒い部品です。左側にふたつ、中心より少し右の下部にひとつ、計3つの電解コンデンサが使われていることが確認できます。

使われていた電解コンデンサは東信工業の以下のものでした。

  • 25V 220μF 85℃ × 2つ
  • 50V 4.7μF 85℃

今回は共立エレショップにて電解コンデンサを注文しました。使われていたものと同等品のニチコンVRシリーズ、85℃2000時間の標準品を選びました。ハンダ吸取線は持っているものがまだあったのでそれを利用します。

電解コンデンサの交換については以下も参考にしてみてください。

電解コンデンサの交換方法

リモコンが反応しないという症状だったため、まずはリモコンの電解コンデンサをすべて交換してみました。電解コンデンサには極性があり、白い帯が入っている側がマイナスです。基板にもプラスマイナスが印字されていますが、写真に撮っておいてプラスマイナスを間違えないように交換していきます。

交換が終わったら、壁から出ていたケーブルに接続して動作確認をします。しかし、これだけでは改善しませんでした。次に本体をバラしていきます。

本体をバラしてみる

浴室の天井に付いている本体をバラしてみます。

本体フィルター部分

まずフィルターの部分を外します。

四隅にあるネジを外して、カバーを外します。

横に細長い金属のカバーを外していきます。

ネジを外すと下に開きます。

なんと、この金属のカバーの裏面にビニール袋に入った資料が貼り付けられていました。(資料はA3サイズでしたが、A4サイズのスキャナしか持っていなかったので、画像の接合が若干失敗してしまいました)

金属カバーは反対側にスライドさせると外れます。すると、たくさんのケーブルがあるところにアクセスできるようになります。ケーブルが何本もつながっているところの下面の黒い板面にネジが2本見えるので、これを外します。

フックからケーブルを外して、ネジの留まっていた黒い板ごと下におろします。すると、メイン基板が見えてきました。

配線を忘れないようにしっかり写真を撮ってから、配線を外します。緑のアース線はつながっている先のネジを外しておきます。(100Vの電気が通っている箇所があるので注意して作業しました)

これでメイン基板を取り出すことができました。

メイン基板

メイン基板はプニプニの樹脂で埋められており防水加工が施されていました。5つの電解コンデンサが実装されているのが見えます。

メイン基板の電解コンデンサを交換

使われている電解コンデンサのスペックを確認し、発注しておきます。

  • 25V 1000μF 85℃
  • 50V 4.7μF 85℃
  • 50V 10μF 85℃ ×3つ

さて、樹脂で埋められている状態でどうしたら電解コンデンサの交換ができるか、とりあえず調べてみると某知恵袋に引き抜くと足だけ残るのでそこに接続すればよいという情報がありました。やってみたところ…全然ダメでした。片足だけ残るもの、両足ごと取れてしまうものがあり、成功率ゼロパーセント。

こうなると基板の裏側にアクセスできるようにしなければなりません。

メイン基板は黒いプラスチックの容器に樹脂で沈められており、ぴったり隙間なく収まっていて簡単には取り出せそうにありませんでした。色々試行錯誤した後、基板上部側の黒いプラスチックの壁を糸ノコで切り離してみることに。

基板の裏面も隙間なく樹脂が入っていました。なんとかできないか触っていると、おっ!

黒い枠から樹脂ごと引き剥がすことができそうです。(基板にはネジがひとつ付いているので取り外すことを忘れずに)
そのままキレイに剥がすことができました。(カッターで切り出そうとかしたので、縁がだいぶボロボロしてますが)

基板の裏面を見てみると、黒く変色しているところがありました。おそらく熱を持って変色したのではないかと思われます。

裏面の電解コンデンサの交換に必要な部分の樹脂を剥がします。プニプニの樹脂は指だけで剥がすことができました。全体を剥がす必要はありません。(写真を取り忘れました)

ハンダを盛ってからハンダ吸取線でハンダを取り除き電解コンデンサが取り付けられるようにします。表面の樹脂は剥がさずにそのままでいけました。

電解コンデンサの極性は間違えないように取り付けます。事前に撮影した写真を見て向きを確認します。

私は特に防水加工をしなおすことはしませんでした。電解コンデンサ取り付け後はそのまま黒い容器にメイン基板を戻してネジ止めして、電解コンデンサの交換作業は終了です。

取り外しと逆の手順で取り付けして、いざリモコンのボタンを押すと…反応あり!一発で直すことができました。

交換した部品

電解コンデンサ

  • 25V 220μF 85℃ ×2つ
  • 25V 1000μF 85℃ ×1つ
  • 50V 4.7μF 85℃ ×2つ
  • 50V 10μF 85℃ ×3つ

こて先を新調したりしましたが、それでも送料込みで1000円程度で修理することができました。

経年劣化による故障の場合は電解コンデンサの交換をやってみるのは有効だと実際に分かりました。(今回は他の箇所の故障がなかったためであり、すべての経年劣化に対応できるわけではありません)部品代は非常に安いので、ダメ元でやってみる価値はあると思います。

最後に、このネタが5年10年早く出せていたら、救える浴室乾燥機は多数あったのではないかと悔やみます。おそらく20年前の浴室乾燥機の大部分はすでに新品に交換済みだと思いますが、経年劣化は救える余地があることが伝われば幸いです。

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令和の時代のエアコン購入は家電量販店ではなくネットがおすすめ https://blog.mi1.jp/%e4%bb%a4%e5%92%8c%e3%81%ae%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e3%82%a8%e3%82%a2%e3%82%b3%e3%83%b3%e8%b3%bc%e5%85%a5%e3%81%af%e5%ae%b6%e9%9b%bb%e9%87%8f%e8%b2%a9%e5%ba%97%e3%81%a7%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%8f/ Mon, 22 Jul 2019 12:25:05 +0000 https://mantainc.co.jp/?p=167 今回はDIYでエアコンを取り付けるという話ではなく、どこに工事をしてもらうかという話です。

自宅で使っているエアコンが古くなり、買い換えることにしました。漠然と「エアコンの工事は信頼できるところにしてもらいたいから、家電量販店で買ったほうがいいかな」と某N家電量販店で購入して工事もお願いしました。

標準工事込みの価格で購入。事前にネットで見ていた価格よりも高いかなと思いながらも、そこは「信用料」と考えてお願いしました。

ところが、いざ工事をしようとすると、工事に来た人が追加工事(2万円)が必要だ、追加工事なしには工事をすることができないと言います。その追加工事の内訳はやる必要性のないものばかり。説明を受けたうえで必要ないと言っても、それでは工事できないと平行線となったため、結局キャンセル返金となりました。

キャンセル返金手続きでもめることはなかったのは、さすが家電量販店だとは思いましたが、そもそも工事ができていないので今回の件で家電量販店の評価は私の中で地に落ちました。

さて、なぜこのようなことになったのでしょうか。ネットで調べてみると、家電量販店での工事を行っているのは、2次受けの下請け業者がほとんどで末端の工事人の手取りが少ないことが問題だとのこと。そのために必要もない追加工事を要求するということが10年くらい前から横行しているようです。

そうと分かれば、当初若干不安だった別途工事業者に依頼するということも、直接取引となり工事業者の手取りも増えるため、むしろ安心であることがわかりました。

さっそく、ネットでエアコンを購入して、取付工事業者を2社選定して見積もり依頼を出しました。私は首都圏に住んでいるので、取付工事業者は豊富に選択できました。(地方の方などはネットで購入したエアコンの取り付けを行っている業者があるか確認してからネットで購入されるほうがよいと思います。)

業者を選定する際は、値段が安すぎる業者は避けたほうが無難です。(結局また追加工事を請求されかねません。)目安としては1台あたり1.3万円となります。私は諸経費を入れて1台の取り外し・処分と2台の取り付けで約3万円を提示した業者を最終的に選びました。

アイリスオーヤマ エアコン 冷暖房 主に10畳用 室内機室外機セット 内部クリーン機能 スタンダード 2.8kW IRA-2802A IRA-2802A

アイリスオーヤマ エアコン 冷暖房 主に14畳用 室内機室外機セット 内部クリーン機能 スタンダード 4.0 kW IRA-4002A

エアコンの延長保証は家電量販店でないと入れないのでは?→一例ですが、アイリスオーヤマ製品はネットで購入しても延長保証(最大10年)に入ることができます。https://www.irisohyama.co.jp/news/2018/0312_2.html

※購入から1ヶ月以内に次のサイトより手続きする必要があります。https://iris.s-warranty.jp/

または、10年分まとめて払うのではなく月ごとに支払う、動産保険もあります。動産保険の例→
https://www.service.tepco.co.jp/s/jyusetu_kaden_lp/
※東京電力と電気の契約がなくても申し込み可能です。

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Amazon echo Alexa / Google Home に対応した3路スイッチ https://blog.mi1.jp/amazon-echo-alexa-google-home%e3%81%ab%e5%af%be%e5%bf%9c%e3%81%97%e3%81%9f3%e8%b7%af%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%83%e3%83%81/ Wed, 21 Mar 2018 09:39:55 +0000 https://mantainc.co.jp/?p=158 Amazon echo AlexaやGoogle Homeに対応した、2つのスイッチを連動させてON/OFFできる「3路スイッチ」がAmazonで出ていたので紹介します。

Kasa Smart Wi-Fi Light Switch, 3-Way Kit by TP-Link – Control Lighting from Anywhere, Easy In-Wall Installation (3-Way Only), No Hub Required, Works with Alexa and Google Assistant (HS210 KIT)

日本のAmazon.co.jpでは転売屋の設定価格が高いので、アメリカのAmazon.comから直接買ったほうが安いです。

アメリカのスイッチは日本のスイッチとネジの位置が同じのため、交換が容易です。
ネジのピッチは異なるため、日本式のネジに交換することで取り付けられます。

TP-Link製の製品を操作するアプリ「kasa」は、日本語版のAlexaに対応していて、Alexaスキルに登録するだけで、Alexaから操作できるようになります。

なお、接地側(N)の配線が必要になることはON/OFF型のスマートスイッチと同じです。
前回の記事をご参照ください。

※日本で使用できる無線機器は技適マークの付いているものだけです。
※壁スイッチの設置は電気工事士の免許が必要です。

技適マークについては次の記事も参考にしてください。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1803/20/news035.html

スマートスイッチのセキュリティ

スマートスイッチは常時インターネットに接続しているIoT機器になります。
そのため、ハッカーによる乗っ取りやマルウェア感染の危険性があることを知っておくべきです。

対策としては、スマートスイッチのソフトウェア(ファームウェア)を常に最新にしておくことが重要です。
ファームウェアの更新はスマートスイッチのアプリケーション(スマホ)から行えることが多いです。

もし、メーカーがサポートを打ち切ってしまったときは、いさぎよくスマートスイッチを交換するようにしてください。

メーカーがサポートを終了してしまい、ファームウェアが更新できなくなる事例は起きています。
コレガのWi-Fiルーターの例:
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1110802.html

深刻な脆弱性のある状態でインターネットに接続したままだと、ハッカーやマルウェアに乗っ取られ、第3者への攻撃に使われたり、踏み台として利用されかねません。
加害者となってしまわないよう、気をつけて利用してください。

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スマートスイッチ(壁スイッチ)設置の注意点 for Amazon Echo Alexa / Google Home等 https://blog.mi1.jp/%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%83%e3%83%81-%e5%a3%81%e3%82%b9%e3%82%a4%e3%83%83%e3%83%81%e8%a8%ad%e7%bd%ae-amazon-echo-alexa-google-home/ Sun, 22 Oct 2017 10:30:16 +0000 https://mantainc.co.jp/?p=130 Google Homeが発売され、Amazon Echoも年内に発売することが決まるなど、日本でもスマートスピーカーのブームがやってきそうです。

スマートスピーカーでやってみたいことといえば、照明のON/OFFでしょう。
既存の照明をスマートスピーカーでON/OFFするには、スマートスイッチを導入する方法があります。
導入の形式は以下の3つ

①プラグ(コンセント)にスマートプラグを挟む
②電力線にスマートスイッチを挟む
③スイッチをスマートスイッチに交換する

実際の商品で説明します。
①プラグ(コンセント)にスマートプラグを挟む

【Amazon Alexa認定取得製品】 TP-Link WiFi スマートプラグ 遠隔操作 直差しコンセント Echo シリーズ/Google ホーム/LINE Clova 対応 音声コントロール サーキュレーター ハブ不要 3年保証 HS105

プラグを使用しているものであれば、これで済みます。

②電力線にスマートスイッチを挟む

KKmoon 2個/ロット 10A DIYスマート リモートコントロール WiFi 一般変更 リモートコントロール 電源遮断付き スマートAPP

配線を途中で切って、間に挟む形でスマートスイッチを入れます。
電力線が露出しているものに使えます。

③スイッチをスマートスイッチに交換する

Kasa Smart Light Switch by TP-Link – Needs Neutral Wire, WiFi Light Switch, Works with Alexa & Google (HS200) White 1-Pack

令和時代に壁スイッチが進化!スマート“壁スイッチ”『Link-S2』/既存の壁スイッチと交換+Wi-Fiでご自宅がスマートホーム!IoT化!/安心の日本メーカー製です。産業用・業務用照明機器大手メーカーである岩崎電気(株)製【PSE・技適取得製品】※Amazon Alexa他スマートスピーカー対応

https://a.aliexpress.com/_dSAmFNf

プラグもない、電力線も出ていない、たとえばシーリングライトをスマートスピーカーに対応する方法として、壁スイッチをスマートスイッチに交換します。

今回は、③の壁スイッチをスマートスイッチ化する際に気をつける点について、紹介します。

壁スイッチの配線を図にすると次のようになります。

スイッチ配線図

ここで注目するところは、スイッチはAC100Vの電源から非接地側(L)の線としかつながっていません。

スマートスイッチは自身が電力を消費するため、ほとんどの製品で、非接地側(L)と接地側(N)の両方の配線が必要となります。

そのため、既存スイッチと入れ替えるだけではダメで、接地側(N)の配線が不足するため、別途コンセントなどから接地側(N)線の配線が必要となります。

実際の製品の背面はこんな感じです。

配線は次のように行います。

なお、ほとんどの製品がON/OFFの片切りスイッチにのみの対応となっていて、複数のスイッチでON/OFFできる3路スイッチには対応していません。

スマートスイッチはたいていタイマーによるON/OFFができる機能があります。他にも温度センサーや湿度センサーと連動できるものあります。これから製品がそろってくると色々と面白くなってきそうです。

これから家を建てる人、リフォームする人は、すぐにスマートスイッチを付ける予定がなくとも、将来のために、スイッチまで非接地側(L)と接地側(N)の両方の配線だけはしておくことをおすすめします。

スマートスイッチの通信方式

通信方式は主に次のものがあります。

①無線LAN 2.4GHz
②ZigBee 2.4GHz
③Z-Wave 920MHz

③のZ-Waveは混雑している2.4GHzの帯域を使用する必要がないため、将来有望な規格です。しかし、各国で使用して良い周波数が異なるため、日本の920MHzで使用できる製品を選ぶ必要があります。また、専用の親機(Home Hub)が必要になります。

Z-Waveに日本で使用できる製品がない現時点では、①無線LAN方式または②ZigBee方式の機器を選ぶ必要があります。

※日本で使用できる無線機器は技適マークの付いているものだけです。
※壁スイッチの設置は電気工事士の免許が必要です。


2017/11/12 追記

Amazon Echo Plus にはZigBeeスマートホームハブの機能が内蔵されています。

今後の対応機器の増え方次第なので、現時点で急いでホームハブ内蔵のEcho Plusを買う必要はないと思います。


2017/11/19 追記

ZigBee(のみ)対応のEcho Plusを現時点でおすすめできない理由として、先行しているアメリカでは、Z-Wave/ZigBeeの両方に対応しているホームハブが売られていることがあります。

Amazon.com: Smart home hubs and controllers

※ただし、Amazon.comで売られているのは、日本規格のZ-Wave対応製品でないため、個人輸入で入手しても使用できない可能性があります。

Philips Hueをすぐに使いたいわけではなければ、日本版Z-Waveに対応した同様の製品が日本市場に登場するのを待ったほうが賢明だと考えています。

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バンパーのヒビ割れを修理 https://blog.mi1.jp/%e3%83%90%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%bc%e3%81%ae%e3%83%92%e3%83%93%e5%89%b2%e3%82%8c%e3%82%92%e4%bf%ae%e7%90%86/ Sun, 15 Jun 2014 10:45:06 +0000 http://mantainc.co.jp/?p=64 ヒビ割れてしまった車のバンパーを自分で修理しました。

修理の基本的な流れはこちらを参考にしてます。

オートバックス ドットコム バンパー補修手順

汚れ落とし→FRP補強→パテで隙間を埋める→ヤスリがけ→カラーペイント

IMGP0320
ヒビ割れたバンパー

まずはバンパーを取り外します。
取り外し方は車種によって違うので、割愛します。

次に汚れを落とします。
中性洗剤等で汚れを落とした後、シリコンリムーバーで油汚れを落とします。
シリコンリムーバーはキッチンペーパーなどで拭き取ってください。

ヒビ割れでズレている面を平らに合わせて表側をガムテープで固定します。

IMGP0331
ガムテープで固定

次に用意するものは、FRP(繊維強化プラスチック)です。

付属のA剤とB剤を混ぜあわせると硬化する接着剤で裏面の割れた部分にFRPを数枚重ね貼りします。
混ぜるのと塗りつけるのに紙コップと100均ででも筆を用意するとよいです。(10分程度で硬化が始まるので、使い捨てです)

IMGP0332
FRPと硬化剤の塗布

完全に硬化するまで数時間待ちましょう。
私は次の日まで放置しました。

完全に硬化したら、表面のガムテープを剥がして、隙間をパテで埋めます。


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エポキシ樹脂なので、よくこねてから手早くやりましょう。
表面の隙間を埋めてください。はみ出す分には、削りとれるので問題ありません。

IMGP0343
パテで隙間を埋める

パテが固まったら、紙ヤスリで表面が平らになるまで削っていきます。

最後に塗装スプレーをします。
スプレーは車のカラーナンバーから調べます。

よくある色であれば、ネットでも手に入りますが、お店で調合してもらうことになることも多いと思います。

こちらから調べてみてください。

余計なところに色が付かないようにマスカー等で保護します。

塗装が乾いたら、バンパーを付け直して完成です!

今回使った道具です。

IMGP0321

使い捨てのポリ手袋の準備も忘れないでくださいね。

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タカラスタンダードのネット販売で商品コードで購入 https://blog.mi1.jp/%e3%82%bf%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%b3%e3%83%80%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%ae%e5%95%86%e5%93%81%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%89%e3%81%a7%e8%b3%bc%e5%85%a5/ Tue, 08 Apr 2014 12:33:51 +0000 http://mantainc.co.jp/?p=21 2014/04/08現在、こちらの商品はネット販売ページに表示されていませんが、商品コードを以下のフォームに入力することで、タカラスタンダードの販売サイトでカートに入れて買うことができます。

商品コード
商品コード

商品コード:
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キッチンの換気扇からキュルキュルと異音がするのを修理 https://blog.mi1.jp/%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%81%e3%83%b3%e3%81%ae%e6%8f%9b%e6%b0%97%e6%89%87%e3%81%8b%e3%82%89%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%ab%e3%81%a8%e7%95%b0%e9%9f%b3%e3%81%8c%e3%81%99%e3%82%8b/ Mon, 07 Apr 2014 12:52:07 +0000 http://mantainc.co.jp/?p=6 キッチンの換気扇からキュルキュルと異音がするようになった。
10数年使っているもので、調べたところ、どうやら、モーターに問題がある模様。

VU-90R(C)
VU-90R(C)

うちの換気扇のメーカーはタカラスタンダード株式会社で、型番はVU-90R(C)だと分かった。

レンジフード
レンジフード

フィルターを外すとこんな感じ

シロッコファン
シロッコファン

ちなみに、この形状の換気扇をシロッコファンというらしい。

タカラスタンダードのお客様サポート
http://www.takara-standard.co.jp/support/

から問い合わせたところ、幸いにも交換可能なモーターの在庫があるとのことで注文した。

2014/4/7 現在 こちらからモーターの値段を見ることができる。
また、適合機種については、このPDFから自分で調べられた。
モーターの型番が分かれば、こちらからインターネット注文も可能。

新しいモーターが届いたので、交換するために分解していく。

蝶ネジ
蝶ネジ

4箇所の蝶ネジを外して、丸いカバーを外す。

ファン止め
ファン止め

シロッコファンが回らないように押さえながら、真ん中のネジを外す。回す方向がネジに書いてある。

外れたら、ファンを引き抜く。するとモーターが見える。

交換前モーター
交換前モーター

事前に清掃業者に換気扇の掃除をしてもらっていたが、ファン内部は全く掃除されていなかった。
ヘドロ状の油が付着していたので、スクレーパーでざっくり掃除しておいた。

モーターのネジ
モーターのネジ

ネジを4箇所外せばモーターは外れるのだが、10数年ものなので、外すときにそれなりの力が必要だった。

外れたら、電源ケーブルを抜く。狭いところでの作業で大変だが、爪をしっかり押さえて外して引き抜く。

新旧モーター
新旧モーター

外したモーターと購入した新しいモーター。

今回購入したモーターは本体7,180円代引き手数料300円送料無料消費税374円で合計7,854円でした。

新しいほうのモーターにはゴムパッキンがついていないので、古いモーターから引き剥がしておく。

新モーターとゴムパッキン
新モーターとゴムパッキン

新しいモーターのほうがケーブルが長くて取り付けやすい。
電源ケーブル、ネジを4箇所締めれば交換完了!

新モーター
新モーター

ファンとネジ、カバーと蝶ネジをつければ完了!
驚くほど静かになりました!

これであと10年はもつかな?

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